「本が読めない」人が今すぐやるべき3つのこと
こんにちは、『文人』です。
「本が最後まで読めない!」
「読むのが苦手だから、今はもう本を読んでいない」
さまざまな理由で「本が読めない」と感じているあなた。
実はコツさえつかめば楽に読めるようになります。
この記事では、本を楽に読むために押さえておきたいポイントをわかりやすく紹介していきます。
読書に苦手意識を感じているあなたも、この記事を最後まで読めば、すぐに「読める人」になりますよ。
ポイント①
「読める本」を探す
本屋をのぞいてみて、気になったタイトルの本を衝動買い。
もしくは、ネットでおすすめされていた本をとりあえず購入。
さて開いてみると、文章がむずかしかったり、長すぎて退屈だったり、そもそも内容が頭に入ってこなかったり……。
手に取った本が「読めない!」と感じたとき、
「どうせ私には読めないんだ……」
と自分を責め、あきらめてしまうのはもったいない。
そんなときは、
「読めない本にぶつかった」
と開き直ってしまったほうが楽です。
ひとくちに本といっても千差万別。
一般向けにわかりやすい言葉やイラスト付きで書かれた本もあれば、専門用語ばかりのむずかしい学術本、読者の感性に訴えるような文学的な本など、さまざまです。
読書はその人の持っている知識、感性、人生経験などに左右されるもの。
つまり本も読者を選んでいるのです。
たまたま手に取った本が読めなかったとしても、周りの人と比べて、
「自分は読めない人間なんだ」
というふうには考えず、
「この本は私向きではなかったんだ」
と考えてみてください。
大事なのは、あなた向けの「読める本」を探すこと。
「読める本」は必ずあります。
ポイント②
読む習慣を身につける
せっかく本を購入しても、本棚にしまいっぱなしで、読む気になれない。
いわゆる「積ん読」状態になってしまうことがありますよね。
「何となく読む気になれない」
という場合、本を読む習慣がついていないだけかもしれません。
実際、私は読書好きの人間ですが、何となく本を読まずに何日も過ごすことがあります。
いったん読書から離れてしまうと、読む気がなくなり、ほかのことで時間をつぶしてしまいがちになります。
社会心理学者のハイディ・グラント・ハルバーソンの著書『やってのける 意志力を使わずに自分を動かす』によると、日常生活のほとんどは、はっきりとした意志ではなく、無意識で行われているそうです。
つまり、私たちが日常生活でしている行動の大半は、習慣で決まるということ。
そもそも本を読む習慣がついていなければ、「何となく読む気になれず」、ほかの行動を取ってしまいがちになるのです。
「読める人」になるためには、読書の習慣を身につけることも大切です。
たとえば、「寝る前の30分間、本を読む」というふうに決めて、少しずつ読書を習慣化してみましょう。
習慣になってしまえば、本を読むのも面倒ではなくなりますよ。
ポイント③
書き込みをしながら読む
「本が読めない!」と感じている人にぜひやってほしいのが、
「書き込みをしながら読む」
という読書法です。
具体的には、
- 気になった文章に線を引く
- 頭に浮かんだ感想、ツッコミなどを書き込む
- 大事だと思ったところに「☆」「◎」などの印をつける
などの書き込みをしながら読むのがおすすめです。
なぜそのような書き込みが必要なのかというと、それは、自分らしい自由な読み方ができるからです。
学校の国語のように、作者の意図を完璧に読み取ったり、正しい読み方をしたりする必要はありません。
読書の楽しみは、自分で選んだ本を、自分の好きなように読むこと。
気に入った文章にはどんどん線を引き、思ったことはメモ帳みたいにどんどん書き込み、本を自分専用にデコレーションしてしまいましょう。
書き込みをすると、「本を読んでいる!」という実感が出てきます。
読書家の人たちは本に書き込みをするのが好きです。
あの夏目漱石も本によく書き込みをしていました。
まるで自分のメモ帳みたいに、本のページのあちらこちらに書き込みをしていたそうですよ。
おわりに
「本に書かれていることを完璧に理解しないといけない」
「せっかく読むなら、1冊の本からすべて吸収しよう」
「読めないのは、自分が本を読めない人間だからだ」
今までそんなふうに思い込んでいませんでしたか?
「読める人」というのは、自分が読める本を選び、自分の好きなように読んで、読書を楽しめる人のことです。
1冊の本にこだわらず、読めない本はスルーして、読める本をたくさん読みます。
たまたま手に取った本につまづいて、読書をあきらめてしまうのはもったいない。
読書は読めば読むほどおもしろくなっていきます。
あなたもこの機会にぜひ「読める人」になって、一緒に読書を楽しみましょう!
🔎おすすめの本
目標を達成する方法や、自分をコントロールして良い習慣を身につけるための方法が紹介されています。
本書の魅力は、ただの「自己啓発本」ではなく、「科学的根拠」に基づいた説得力のある内容であること。一般向けにわかりやすく書かれているので、読書に慣れていない人にもおすすめです。
「本が読めない」という人は、ぜひ本書を手に取って、読書を習慣にするところから始めてみてください。
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